2017年 04月 29日
ケントが来よったで
久しぶりに預かり日記を書いてみることにしました。
ケント、8歳。
もともとは大阪で飼われていて、飼い主さんが亡くなって部屋に残されていた子。
優しそうな顔をしていて、聞かない面があるそうで、前の預かりボランティアさんから
「疲れました。預かり移動をお願いします」と言われてしまったため、昨日からわがやにおります。
なるほど~。
昨日。初日。
勝手にリビングの床におしっこをしたケントは私に叱られて、うううと小さくうなって歯を見せた。
もちろん私は怒りましたとも。火を吹かんばかりに。
激怒、超激怒。暴力は絶対に振るわないけど。
おとなしくなりました。
今朝。2日目。
散歩中に吠えると聞いたので、目的地の公園まではリーダーウォークで歩いたけれど、自転車にも車にも他の犬にも吠えませんでした。
スルーできたら静かにほめる。
目的地まではきちんと横につけて、前は歩かせません。
時々、アイコンタクトしてきたのがチラ見え。
往復で1時間20分、3人の方にほめられました。
そして朝食前にあるトレーニングをして、食後のリラックスタイムにこのお顔です。
服従することで心が落ち着く。
人間だったらそれを「奴隷根性」と呼びますが(笑)
犬だよね。人間じゃない。
犬に主導権を渡さないことは、実は犬にとっても穏やかでいられることなのだけれど。
上の写真にも、顔に書いてあるですよね。
そしてケントはさっきから私にくっついて回ろうとするので、私は自室の扉を閉めて、この記事を書いております。
大阪方面では不良のことを「ヤンキー」と呼ぶらしいと聞いたことがあります。
元ヤンキーは元ヤン、かな。
キッツイ部分は引っ込めてもらいますよ。
君はそういう子じゃないでしょ。
王子様のように大事にされていたケントですが、うちでは普通の犬です。
そして今日見た限りでは、別に扱いにくくない、普通の犬です。