がまん、がまん。

ケントは耳掃除が嫌いです。
おまたやお尻を触られるのも嫌いです。
うう~とうなりながら、歯を見せて、時には歯を当てようとします。

でも、これも少しずつ過去のことになりつつあります。

実際に歯を当てようとしたらマズルをつかむか、はたきます。
めげずに食い下がってくるようならやり返します、さらに2倍、3倍で。
ケントがあきらめて伏せたり、お座りをするまで。
でも、こんなふうに扱うだけでは、耳掃除をやらせてくれるようにはなりません。
あくまでも「脅してもムダ」と教えているだけです。


めげないケントだから、陽性訓練のほうがよさそうです。
ホメたり、ごほうびをあげたり。
にんじんや小麦にアレルギーのないケントは、しつけのごほうびも安上がり(笑)
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とりあえずにんじんで始めます。ぽりぽり食べてくれますが、いちおう火を通してあります。
小麦アレルギーがないので、食パンのミミとかでもいいんですよね。


片方の手に綿棒、もう片方の手にごほうび。
にんじんを少し高いところに、綿棒を耳の中にいれてコチョコチョ。
表情のわずかな変化で、歯をムキッとしようとする微妙なタイミングを見逃さず、口元が動いたときムキッに至る前にダメと言います。
元の表情にもどったら、ヨシヨシとほめながらごほうびをあげます。
一呼吸おいてもう1回。以下繰り返し。


実は昨夜「特に美味しいご飯」を作って、食事の時にこのしつけ直しをスタートしました。
昨日はかなり気分悪げにやってましたけど。嫌そうに。
今日も最初は嫌そうでしたが、だんだん慣れてきました。

用意したにんじんは10本。
なくなったら終わりです。
そして、ケージから出してやって、お気に入りのおもちゃで遊んでやります。
ストレス解消を兼ねて、トレーニングの続きです。


ケントがおもちゃをくわえて離さない、私をひっぱりっこに誘っている場面では、頭を撫ぜながら耳を触りまくります。
耳の穴に指も突っ込みます。
ケントはおもちゃをくわえているので、歯を向けられません。
このスキに、お尻やおまたも触ります。
ここもケントの嫌いな場所です。

散歩のあと、手足を洗って全身を乾いたタオルで拭いているときも、同じようにホメながら耳やお尻を触ります。
触られることに慣れさせて、触られているときにホメてやり、嫌なことを→気持ちの良いことに置き換えていきます。

綿棒でのトレーニングは昨日スタート、しばらく続けます。
待たせる時間を引き延ばす段階になったら、お肉のおやつもあげる予定で準備しています。


ケントを家族にと考えて下さっている方へ。
「自分には、こんなしつけは無理だなぁ」と思われるかもしれません。
でも、保護犬のしつけ直しは、例えば預かりボランティアのところで1カ月かかったことなら、里親さん宅では数週間から数日でできるようになる場合がほとんどです。
教わったことを覚えていて、別の場所でも思い出すんですね。犬も。
あとで里親さんのところでいい子になってくれるように、今、がんばっているんです。


ケントは楽しく一緒に遊んでいても、うう~と言います。
遊びの一環で興奮している時、特にひっぱりっこの時などです。
(これは私の亡き愛犬もやりました。うなりながらヒモを振り回して引っ張る)
遊んでるときはいいんだけど、体の手入れでそれをやられたらこっちも嫌ですよね。

以前にケントを預かってくれた秋田の預かりボランティアさんに話を聞いてみたところ、嫌なことをされると歯を当てようとはするけど、本気では咬まないとのこと。
なので「歯を出してうう~」をしないよう、がまんの器を大きくするよう、いま私の家で教えています。

また、秋田の預かりさんによると、同居していた先住のボーダーコリーの女の子にガッツリ〆られてから、ボーダーが怖いようだとのこと。
そう聞いて昨日の散歩で注意して見てみたら、あはは~♪ ボーダーを怖がってる。
だけでなく、散歩中はブルドックの女の子に対しても怖がっていました。

そして、先住わんの目があるところなら、強気を引っ込めるのもケントだそうで(^^)
器量の小さいヤツめ(笑)
叱ってもすぐに立ち直る調子のいい面もあり懲りないということも教えてもらいまして、やっぱり陽性訓練で、習慣になるまでホメるのがよさそうです。

そんなわけで、募集要項を以下のように変えることにしました。

・単独飼育または気のしっかりした先住のメス(ボーダーコリーや和犬、ブルドッグ、シェパードなど)がいるおうちが向いています。


フードのことはまた更新しますね。
散歩の時のノーギャワンも継続中ですよ。
もちろん、早朝に吠えることもなくなりました。



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by naomi_nmi | 2017-05-05 15:51 | 元ヤン王子