「ほっ」と。キャンペーン

<   2013年 07月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 

まだ奇跡は起きない

薬がなくなったもんで9日にかりんをつれて病院へ行った。
採取した血液が車のブレーキランプくらいに明るい赤。
健康な血液ってもっと黒っぽくてどろっとしているものなのに。
この時、PCV6.5%。
貧血の度合いを示す数字のひとつで、良く生きてるなという数値。
9%を切ったらふつう、生きていけないのだという。

「この子は経過が長くて、体が慣れているのかもしれません」と先生。
ふらふらしながら、でも歩こうとする。

いつでも、という覚悟はしていたし、そういう子のためにご支援を散々使ったことについて、みなさまにもご説明いたしましたですね。

以下閲覧注意あり




こういうのが朝晩出るわけで・・・


a0140955_20254879.jpg
a0140955_20261249.jpg




しかもこれがもう、鼻が曲がるほどクサいんです。

東京を環七からあきる野まで東西に走る五日市街道というのがありまして。
そのあきる野に向かう方向の立川あたりに、畜産農家があって、そのあたりを走ってると、かりんさんとまったく同じニオイがします・・・うう(涙)

きっついなぁ・・・本当に看取りは辛いよ・・・真剣に辞めたくなるひととき・・・(汗
しかも我慢しても回復の見込みが基本的にないからなぁ・・・報われないんだよね。


ぼやきました。


で、とにかくPCV6.5だから、もういつ死んでもおかしくない。
じゃあもう好きなものを食べさせてやろうと、あれこれ用意して食べさせていたけど、しまいには飽きたのか食べなくなってきた。

a0140955_2034419.jpg

いらな~い



a0140955_20351328.jpg

興味な~い



a0140955_20354248.jpg

食べたくな~い




こういう時、私は「おまえマジいい加減にしろよ」と犬に向かって口に出します。
基本的に溜めこまないので、ストレスにはならないんですの私。
いちいち落ち込んだり泣いていたら看取りは務まらないんである。

a0140955_20371457.jpg




こんなに可愛いパンツを履かせてやった母が、かりんにいろいろ話しかけるんだけどね。
「かりんちゃん、食べないとだめじゃないのー」とかなんとか。

私はといえば、もういいや、そんなに死にたいなら死んでもいいわ。こっちも最初からその覚悟だしと思って放置気味にしておいたら、意外なところから解決に至った。

a0140955_20394617.jpg

ソフィーはかりんがあまり好きじゃないのです、実は。
というか、この子は愛情を独占したいタイプの子。
食欲が落ちてぐったりしてきたかりんに母がかまうから・・・



a0140955_20412261.jpg

画面向かって右端は母の背中。




なんて腹黒い犬なんだソフィー・・・


ソフィーは食欲が旺盛で、何でも食べるし、かりんにあげているおやつの類も、カロリーたっぷりのご飯も食べたくてしょうがない。
りゅうじがいた時もご飯を横取りしようとするので、りゅうじもかりん同様にケージでご飯を食べさせていた。

で、かりんがご飯を残すと、ソフィーがあからさまに狙うようになってきた。
最初は私も止めていたけど、かりんが食べなくなってからは、ソフィーを止めるのをやめてみた。

すると、興味がなくても自分のものを取られたくないかりんが、食べるようになってきたんですねぇ。


再び薬が切れて通院した23日。

「食べるようになったのは良いことですね」
検査のために血液採取。
「おっ?これは・・・いいかも知れない」(♪)と先生。
血の色が濃くなっている。
遠心分離器にかけてさらに「いいかも」とおっしゃる。

検査結果、PCV21.5%・・・えっ???
まだまだ貧血だけど、瀕死の状態からは生還したというわけです。
ちなみにRBCは3.53、Hbは7.4、どうみても貧血だけど
いつ死んでもおかしくない状況からは脱した。


だからといって喜べる状態でもなくて今度は総白血球数WBCが
前回48600から今回82100。
ガンだからね・・・そしてガンが体内で猛威を振るっているってことさね。。。

抗生物質と、前回と同じ薬をもらって帰宅。


ご飯はバカスカ食べる。
このところササミジャーキーやらすなぎもやらレバーをどんどんあげている。
それをソフィーがケージの外から欲しがる。
かりんは知らん顔して食べている。

a0140955_2104785.jpg

かーちゃんのヨーグルトをねだるかりん。



貧血の改善に気を良くした私は、今日、温熱療法をやっている病院をたずねた。
直腸の触診の結果・・・手術は非適応と診断された。


万事休す。
少しでもエビデンスのある治療の方法は、もうない。

あるとしたら・・・ただひとつ。
肛門の穴から直腸と大腸を引っこ抜いて、腫瘍を切除して、マージンも大きく取って、両方の腸を再建すること。それしかない。
そして終生、トイレ大は垂れ流しになります。
無理。うちでは無理。
その状態で譲渡するのも無理。
さらに、どこかに転移している可能性も十分にある。



やはり奇跡は起きなかった・・・
いや、まだ起きない、と言っておくことにしようか。
[PR]

by naomi_nmi | 2013-07-25 21:04 | 何もかもわかっていて  

お知らせのみ

かりんですが、昨日からほぼ何も食べません。

EVO、猫缶、カステラ、白米、レバー、肉いろいろ、サイエンスのドライとウエット、どっとわん、デビフの介護食他、酵素の類、発酵食品飲料もろもろ、ヤギミルクその他乳類、とにかくいろいろ試していますが・・・。
食べたそうな仕草をしても、お皿を近づければ顔をそむけて寝てしまいます。

ふらふらしながら部屋を歩き回りたがりますが、すぐにどこかに転がります。

息も再び荒くなってきました。

今度はどうなるかわかりません。
写真などありますがUPする余裕は明日、休日なのでなんとかと思います。
明日くらいまでは持つのではと思いますが・・・・希望的には・・・
先週の検査ではPCVが6.5%、生きているのは不思議なくらいだが、食欲があるうちは大丈夫かも知れないと言われていました。

各種食品のご支援をありがとうございました。
ほとんどのものは1回以上は口にしましたが、3回目を過ぎるともうNGにされています。


ソフィーは元気です。
かりんにあげたどっとわんの白いお魚ソーセージが欲しくて、かりんのサークルに手を入れました。
白いソーセージと間違えて、横たわるかりんの手を引き寄せてケージのすきまから出し、くわえて引っ張り、私と母に叱られてもめげません。
弱ったかりんの手を口にくわえて引っ張る姿は、ちょっと恐ろしいものがありました。
ソフィーは心臓サポートと白米しかあげられませんん。
ソーセージが食べたくて仕方がないのでしょうが。
そして水が欲しくて夜中にワンワン騒いでいることがありますが、完全に無視しています。
おなかいっぱいお水を飲むことは、自殺行為ですので。
エアコンはソフィーとかりんのために25℃にしています。
[PR]

by naomi_nmi | 2013-07-14 20:26 | 何もかもわかっていて  

ご支援いただきまして

特にかりん宛に、ご支援やプレゼントをお送りくださった皆様へ、本当にありがとうございます。

かりんばあちゃんの生きがいは食べ物のようでして、いろいろ日々工夫して変えないといけない状態ですので、あまりお気遣いなさらないでくださいね。

a0140955_052844.jpg

白飯と野菜と猫缶、サプリと薬


a0140955_054112.jpg

ご支援品どっとわんを使ってのご飯。


a0140955_055458.jpg




a0140955_0687.jpg

利尿効果のあるかぼちゃの皮はソフィーに。皮は繊維が強すぎて腸に刺激なので、身の方をかりんに。


a0140955_062090.jpg

こうなりました。




本当に死にそうな子だったとは思えない元気。
サークルから出せ出せアピールしてます。

http://youtu.be/yf9revxesXo


ソフィーも今日、うちに戻りましたが、もう夜中だし明日も仕事なのでまたにさせて下さい。
[PR]

by naomi_nmi | 2013-07-07 00:12 | 何もかもわかっていて  

あと少しだけ

看取りの子が来ることになったので、ソフィーをいったん、他の預かりさんにお願いしました。
ソフィーも看取りなんだけど、今度の子の方が、残りが短い様子だったので。

仮名 かりん

センターでの収容情報でなぜかエリザベスカラーをつけていた子。
親切な方に保護されて手術をしていただいたようで、肩の毛が刈られていた。

a0140955_927214.jpg



結局、飼い主は出て来ず。

そうだろうねぇ。声帯は切ってあるし、お手もお座りも待てもなーんにも知らない。

子宮蓄膿症で緊急手術をしてもらったのに、お尻からの出血で直腸の腺癌とわかった。
出血と排便の状況から大腸への転移がうかがわれる状態。
貧血が日々悪くなっていて、入院中は息が荒くパンティングをずっとしている状態だった。

火曜日に退院。
今日は木曜日。


a0140955_9281184.jpg




なんだか今日はうちでリビングを歩き回って、今はサークルの外で行き倒れているのよw
呼吸数は多いものの、パンティングってほどじゃなくなってきた。

ステロイドのために食欲がすんごい出ているので、おかゆをぺろりと平らげはする。
でもねぇ、大腸から先の癌なので、うんちが・・・
保護犬の排泄物って当初、本当に臭いけど、私史上最高にクサイ感じ(汗
うんちの匂いと血のにおいと鉄剤のにおいと、ガンの自壊臭が混ざっている感じ。

それでも、小腸で栄養が吸収できているのかな。
呼吸の様子からすると、貧血が改善してるかも知れない。

思ったよりもう少し長く、命が続けられそうです。
ステロイドの威力が続くまでは。

a0140955_9285041.jpg





明日から月末まで仕事が忙しいし
20日は私の愛娘犬の命日だし。

ため息が出る、ホント。


いつになったら保護しなくていい世の中になるんだろうねぇ。


ペットショップで犬猫売ってるうちは無理だね。
ペットショップから買う人がいるうちも無理。

ブリーダーが自分の犬のすべてに鑑札つける世の中にならないと無理。


そのような世の中が実現するとして、かりんもソフィーもその時はもうここにいない。



だったら、せめてあと少しだけ。
旅立ちの餞別に幸福の記憶を持たせてやること、それしかできない。



<記録のみ追記@20時>

軟便 3回
下血 1回

朝 おかゆに豚バラ、薬3種類
夜 おかゆにかぼちゃ、猫缶、カステラ+下痢止め、DHA、ピロキシカム
[PR]

by naomi_nmi | 2013-07-04 09:33 | 何もかもわかっていて